【阪大生が】勝手にバイトレポート「個人経営料亭編」【ヤバいバイト】
今回は、2年半の間でアルバイトを6個経験した僕がレポートするバイトの実態(個人経営料亭編)です!
これから個人経営の料亭でバイトしようと考えている人は参考にしてください!
個人経営店とは?
企業が経営しているチェーン店とは違い、個人が経営している店です。
チェーン店とは違い、マニュアルが無い店がほとんどです。
↓この記事が参考になります。
飲食店の個人経営とチェーン店の違いとは?正社員で就職した際のメリット・デメリットは?|飲食特化型求人情報サイト【食べるんだ】
ここから、僕のレポートになります。
バイト応募
初めてのバイトに、家の近くの個人経営の料亭のバイトの求人が出ていたので応募してみた。
面接をすぐやってくれるというので、行ってみることに。
お店に到着すると、そこはなかなかの大きさのお店だった。
広さはフットサルコート二個分はある。
流石は料亭、日本庭園みたいなものもある。すごい。
と思いながら、店の中に入る。
面接は、店長とオーナーの二人だった。
店長は、40代前半くらい。オーナーは60代くらい。
二人は親子らしい。顔はよく似ている。
店長「バイト初めて?」
僕「はい、そうです。」
こんな会話を皮切りにして、面接は進んでいく。
しばらく面接が進むと、店長とオーナーは二人で顔を見合わせ、頷きあう。
え?何??
店長「採用!男の子少ないから困ってたんだよ~~!」
速攻で採用が決まった。
後から他のバイトをして気づいたことだが、面接をしたときに即刻採用が決まるのは相当人手不足な証拠らしい。
こうして、地獄の個人経営料亭のバイトが幕を開けたのであった......
ここが嫌だよ!このバイト!エピソード
バイト初日
不安でドキドキしながら一日目のバイトの日を迎えた。
店の裏側から店の中に入る。厨房につながっているらしい。
店長が僕の顔を見る。
店長「お!来たか!うちは、バイトは育てていく方針だからそのつもりで!」
ん?嫌な予感がする…
店長「じゃあ、新人教育係の人が君につくから、いろいろ教えてもらって!」
教育係「よろしく!」
教育係は、長身で細身の眼鏡の30代くらいの男性だった。顔はアンタッチャブルの柴田に似ている。これから柴田と呼ぶことにする。
柴田は僕にいろいろと教えてきた。米の下準備、バイト着の着方、営業前掃除、皿洗いの方法など。
柴田は陽気な男なようで、いろんなことを話してくる。
柴田「あ~阪大生なんだ!俺も10年前くらいは、阪大生だったよ…中退しちゃったけどな!」
僕「あ~そうなんですね、ハハッ…」
微妙に反応しにくい話題を出してくるなぁ、この人…
柴田に教えられた後、僕は、新人なので皿洗いを命じられた。
ひたすら皿を食洗器にかけていく。
ある程度皿洗いに慣れてきたとき、店が忙しくなってきた。
柴田が皿洗いをしている僕をじっと見てくる。
なんだよ。
柴田「あ~~~!!よけて!!俺が皿洗いやっとくから!!俺めっちゃ洗うの早いから!!」
はいはい、でた、こういうパターンね。仕事できるイキリマンだ。
柴田はフリーターとして、新人にマウントをとってくるようなやつだった。
このほかにも、ことあるごとに「俺、仕事出来るんだぜ??」感を出してくる。
フリーターで何年間もこの仕事をやっているのなら、出来て当たり前だし、それを新人に見せつけることによって、「中退したけど、優秀な人間だから。俺。」感を出したいのだ。
こういった人種は、自分の劣等感を拭い去るためだけに、新人にマウントをとるのだ。
そうでもしないと、自分の存在意義を見出すことが出来ないから。
忠告その1
フリーターで仕事出来るイキリするやつがいる
恐怖の店長
エピソード「バイト初日」でも書いたが、この店は「バイトは育てていく」らしい。
ここで注意なのが、「バイトを育てる店」である。
バイトを育てる、すなわち、最低賃金で社員レベルのことを求められるということだ。
例えば
店長「暇なら、今できることを自分で探して動く!自分で考えて動けよ!!」
とか。
バイトに「自分で考えて動く」ことを求めるバイト先は漏れなく地雷である。
バイトは最低賃金付近で雇われているので、本来言われたことをそのままやれば良いのであるが、それ以上のことを要求してくるのがこういうバイト先である。最低賃金のくせに。
この店の店長は、社員レベルのことを要求してくるので、女の子でもお構いなしにキレまくる。怒鳴られて泣いている子もいた。
忠告その2
「バイトを育てる」店の店長は鬼
賄い食べ放題って言ったじゃん…
最初、店長に「うちの賄いはたくさん食べていいからな!食べ盛りだろうし!」
的なことを言われたので、ご飯大盛りにしたらブちぎれられた。
なんで?
基本的に飲食店の店長はろくなやつがいないので、その日の気分によって言ってることが違う。
機嫌のいいときは、めっちゃいろいろいい人だが、機嫌の悪い日は地獄である。
要するに気分屋なのだ。言ってることは基本的に信用してはならない。
忠告その3
機嫌のいい日の店長の言うことは信じるな!
ここが良かったよ!このバイト!
BBQに一度だけ連れて行ってくれた。以上。
まとめ
僕はこのバイト、三か月で辞めてしまいました。
このバイトが僕の最初のバイトだったのですが、このバイトの嫌な経験のせいで未だにバイトに行くのが本当に嫌です。
最初のバイト選びには気をつけましょう。