若さと感性について (RB)
17歳が感性のピークだという思いは今も変わらない。
こと自分についていうと、17歳の時は色んなことにいちいち感動したり悲しんだりして、たくさんの曲を作ったりした。
花火大会で告った彼女と付き合ってフラれて、なんやかんやで塾同じになって集中欠いて受験に落ちた。
部活や文化祭など、様々な出来事が目まぐるしく変わり、感性は刺激された。
大学生になってからも、1.2回の時と今ではものの感じ方が明らかに違うと思う。
そのことを最近強く感じて物悲しく思う。
そこに差異があるのは新鮮さが大きく関わっているのかもしれないけれど、大体の遊び、バイト、女子と遊ぶこと、どれくらいの労力をかければどれくらい疲れて、どれくらいの楽しさのリターンがくるのかが予想つく。
生きている上でこれは自然のことであり、それが良くも悪くも大人になるということなのかもしれない。
衰えゆく感性の中、常に刺激と笑いをもたらしてくれるのは友達だと思う。
たとえ「友達アピール」と揶揄されても、俺は何度でも言いたい。
俺の青春時代は友達とバカ笑いをしていたという記憶で〆たい。
今、社会人を目の前にして、この若さと感性の衰えが着実に進んでいることを否めない。
そんな中で、日常に爆発的瞬間をもたらすことができるのは、俺にとってはきっとライブハウスでライブをすることなのだと思う。
自分のため、あるいは誰かのために作った自分の曲で。こんな世の中ではあるが、この細やかな願いが叶うなら卒業までにライブがしたい。