【実体験】Instagram、Twitter等のSNSでよく来るネットビジネス(笑)の勧誘に行ってみた話【詐欺?】【情報商材】
どーも、貯金無丸でーす。
皆さんも、SNSをやっていたらわかると思うんですけど、
こんなメッセージ来た事ありませんか?
怪しいなぁと思ってプロフィールにとんでみると、
滅茶苦茶胡散臭い....
今回は、行ってみたら面白いかなーと思って行ってみたときの話を書いていきたいと思います。
二年前くらいの出来事なので、記憶を頼りに書いていきます。
1.DMが来る
毎日毎日飲み会ばっかりしてて変わらない毎日だな~と感じていたときのこと、
そのときも金がないので、炒飯だけ作って食べている様な日だった。
僕のTwitterのDMにメッセージが届く。
「ネットだけで簡単に稼げる方法、興味ないですか?」
あーあー、例の詐欺っぽいやつねー。興味ねーよ。
と一度は流したものの、
「友達の中でこういうやつに行ったことある人いないし、体験談として話したら面白いかも!本当だったら本当だったで、儲けになるし。とりあえず、滅茶苦茶疑って、論破しにいこう。」
そう思い立って、「興味あります」とだけ返信。
「一度会いましょう」と言われ、梅田のサンマルクカフェを指定されたので行ってみることに。
2.詐欺師(?)と相まみえる!
指定されたサンマルクカフェに到着。
もう着いているとのこと。
詐欺師(?)「こんにちは~!!」
想像していた風貌とは全く違ったさわやかな感じ。
普通の大学生っぽい。
僕が席につくと、早速話しかけてくる。
詐欺師(?)「大学生なんですよね?何のサークル入ってるんですか?」
え?おいおいおい....普通の話かよ....僕は君の詐欺手法を見に来たんだが。
変にがっつくのも良くないと思い、適当に話をすることに。
話していてわかった詐欺師(?)の情報
- 大学三回生(男)
- 軽音サークルに入っている
- 大阪○○大学
- 元野球部
- 今はバイトは一切していない
- ロックバンドの「Green day」が好き
普通の大学生っぽく、親近感がわく。(これもおそらく詐欺手法)
一時間くらいそんな他愛もない話をしていて、「まだかよ....」と思っていた時、
詐欺師(?)「そろそろビジネスの話しますか。」
キタキタキタキタ!これこれ!さぁ、教えてくれよ。簡単に稼ぐ方法とやらを....!
3.ネットビジネス(笑)の概要ッ!
詐欺師(?)から聞いた方法を簡単にまとめるとこうなる。
3.1 自分で特定の分野の情報を集め、編集、PDFにする。
例えば、「ピッチャーの球速を140㎞にする方法」についていろんな本やネットから情報を拾ってきて、まとめ、PDFにする。
とかである。これを球速を上げたい高校生とかに売るらしい。
はぁ?プロでも何でもない君がそんなこと書いても説得力ねーわ!
と思ったので質問した。
僕「え、でも○○さん(詐欺師)、失礼ですけど甲子園とか出てませんよね?」
詐欺師「はい、出てません。でも、今本屋で売られている本とかも、色んなとこから情報を引っ張ってきて、まとめているわけじゃないですか。買う人は、著者がどんな人かもわからない状態でタイトルを見て買いますよね?情報がまとまっているというだけで、付加価値が生まれ、売れるんですよ。」
ふむ、そう言われるとそうかも....
やばい、論破された。
3.2 SNSで営業しまくる。
TwitterやInstagramで野球をやっている青少年を見つけ、
「野球の球速をあげる方法、知りたくないですか?」と声をかけまくるらしい。
はぁ?そんなん、胡散臭いし買うやついねーわ!
と思ったのでまた質問。
僕「いや、買う人いなくないですか?正直、胡散臭いですし....」
詐欺師「はい、あまりいません。しかし、ひとつ3万ほどで売るので、100人に声をかけて、一人でも買ってくれたら3万の儲けが出るんですよ。」
ふむ、そう言われると確かに…一人でも3万だもんな...
やばい、論破された。
3.3 でもね...簡単じゃないんです。
詐欺師「こうやって聞くと簡単そうでしょ?でもね…簡単じゃないんです。」
は???簡単に稼げるネットビジネス(笑)って言ってたじゃねーかよ!
あとな、本当に稼げるんだったら、こうしてわざわざSNSを使って僕に声かける意味はどこにあんだよ????
と思ったので質問。
僕「やっぱそうですよね。後ね、僕に声をかけた意味ってどこにあるんですか?本当に稼げるなら、他の人を誘う意味ってどこにあるんでしょう?」
詐欺師「そうなんです!いい質問ですね。流石です。今回声をかけさせていただいたのは、人脈作りのためなんです。いろんな人にこのビジネスをやってもらって、こうしたら売れるよ!とか情報があれば売りやすいじゃないですか。なので声をかけさせてもらいました。」
ふむ...そう言われると確かに...
やばい、また論破された。
詐欺師「情報集めってやっぱり重要ですよ。どのようにしたら売れるか知っている人が丁度今、梅田にいるらしいので、一緒に会いに行きませんか?僕の師匠なんですけど。」
この段階で僕は、滅茶苦茶疑っていたことも忘れ、詐欺師について行ってしまったのである...
4.ボス詐欺師に会わされるッ!
詐欺師「これから会う人は本当にすごい人ですし、僕の師匠でもあるんで失礼のないようにお願いします。」
すごい人らしい。本当か?
サンマルクカフェから場所を移し、ボス詐欺師が待っているらしいカフェに到着。
そこには、20代後半くらいの髪をかきあげた男が!
どうやらこいつがボス詐欺師で間違いないようだ。
ボス詐欺師との軽い挨拶を終え、ボス詐欺師がどれくらいすごい人なのか熱弁される。
- 同志社大学在籍中、ネットビジネスを始め、今ではエリートサラリーマンの倍稼ぐようになった
- オンライン家庭教師の会社を始めた
- とにかく優秀らしい
とかだった。まぁ、一般的にはすごいように見える。
話している最中、スマートフォンがちらっと見えたが、ルイヴィトンのスマホケースだった。確かに金持ってそう。
でも、特筆すべきはボス詐欺師の話の上手さである。
そのときの僕は、「なんか、詐欺じゃないんじゃないか、本当に稼げるんじゃないか」という気になってきた。
そんなときに、「稼げるセミナー」を紹介される。
稼げるセミナーとは
- 経営者が多数通っている
- 年収億越えを達成した人もいる
- 最初に30万円払ったらもう払わなくていい
- さっきのネットビジネスのうまいやり方も教えてくれる
だった。そのときの僕は頭がおかしくなっていたので、何の疑いもしなかったが、その経営者って誰だよ。本当に存在するのかよ、って話だよね。詐欺だぁーーー!!!
ボス詐欺師の「You、学生ローン組んじゃいなよ、今しかないよ?」
の言葉に惑わされ、契約書を目の前に置かれる僕。
やばいやばい。30万の買い物をしてしまうのかッ?
と迷っていた時、話しているカフェの閉店時間ということで、会計をすることになった。
ボス詐欺師は、自分が頼んでいたアイスコーヒーだけのお金を出した。
え?そんな稼いでるし、めちゃ年上なのに奢ってくれないんだ。
いや、全然いいんだけど、そうなんだ。奢ってほしかったわけじゃないけど。
(嘘です、ちょっと期待してました。貧乏大学生なので。)
一瞬で冷静さを取り戻した僕。
本当は稼いでないんじゃないの??やっぱ詐欺か!
僕の中で一気に詐欺である疑いが出てきたので、ローンの話は有耶無耶にして、逃げるように電車に乗った。
5.詐欺であることを居酒屋の大将に教えてもらうッ!
僕は、釈然としない気持ちのまま、馴染みの居酒屋にいった。
僕「大将ォ~、かくかくしかじかで、これってやっぱ詐欺ですか?」
大将「なるほどな。待っとけ!今から知り合いの弁護士に聞いてみるわ!」
と、電話をかけ始める。
やばい、頼もしい。流石大将。相変わらず、ようわからん人脈持ってるなぁ。
大将「ほう、はいはいはい、あーなるほど。やっぱそうやんな!おっけい、ありがとぉー!」
大将「〇〇(僕の名前)!やっぱ詐欺やわそれ!!いろんな被害相談受けてるってよ!」
詐欺でした。
6.まとめ
いかがでしたか?危なく騙されるところでした。
皆さんに注意してほしいことは、僕は最初滅茶苦茶疑っていたということです。
騙されかけた僕がアホだったと言えばそれまでですが、本当に注意してください。
何度も言います。
僕は最初滅茶苦茶疑っていました。
それでも、騙されかける詐欺師の口の上手さ、要注意です!
行かない方がいいですね。うまい話には裏があります。
やっぱりちゃんと働かないとお金なんてもらえないものです。
ちゃんと働きましょう。それでは!